好きを すきなだけ

すきを集めて100万年

こんな夜に

挑戦する

 

 

試されている気がする

 

 

心がドキドキする

 

 

不安になる

 

 

そんな時

すぐにでも

家に帰って

誰かの腕に包まれたくなる

 

 

 

誰もいないのに

 

 

 

 

誰の腕も

私を待っていなくて

 

誰の腕にも

頼れることができない私

 

 

それでも心臓は

浮ついて喉を指す

 

 

これからが

戦いなのに

 

 

それも長期的に

 

 

長い道のりになりそうなのに

 

 

話を受けただけの今夜で

 

 

これだけ

 

誰かの腕に逃げたくなるなんて

 

 

 

挑戦はいつも試される

 

 

自分を試す自分もいる

 

その後は結果が私を待っている

 

 

 

逃げたくはない

 

 

 

自分の好きな道だから

 

ようやく訪れた

自分のキャリアだから

 

 

それでも

 

 

誰かを人恋しく感じるのは

 

 

逃げているから

 

 

なのでしょうか

 

 

 

 

この先に訪れる未来は

美しくありたくて

 

 

ぼんやりと目指す

道の通りに歩きたい

 

 

 

私も1人では

歩けない

 

 

 

強い女じゃない

 

 

 

 

これから

今日みたいな

募る想いを抱えて

夜を過ごすのだろうか

 

 

 

もうこれ以上

心ざわめくトキメキが多い

恋愛をしたい訳じゃない

 

 

 

ただ

 

 

 

こんな日に

家に帰ると

 

 

笑顔で両手を

差し伸べてくれる人が欲しい

 

 

お疲れ様って

言って欲しい

 

 

これから楽しくなるねって

 

不安をかき消して

背中を押して欲しい

 

 

会えない夜も

受話器越しに声をかけて欲しい

 

 

魔法の声で

安心させて欲しい

 

 

 

 

もう今のままじゃ

1人で戦うのにも

限度があるような気がして

 

 

 

1人は気楽で楽しいけど

 

 

とてつもなく

寂しくて苦しい夜もある